光過敏性発作の事例
意外と多いようなんです。
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過去に報告された例は決して少なくない。古くは、光刺激性癲癇を採り上げた1946年のW.Grey Walter氏の報告(『ネイチャー』誌に発表)などがある。
その後も、視界の大部分を画面が覆ってしまう映画館での視聴、刺激的な映像が流れやすいテレビCFの視聴、などでのケースが指摘されている。また、テレビゲームによる症例も多数報告されている。
海外での例としては1993年にイギリスにおいて、カップラーメンのテレビコマーシャルを見た3名が、この種の痙攣発作を起こして病院へ運ばれている。これを受けて、イギリスでは独立テレビジョン委員会およびBBCで防止のためのガイドラインを策定している。
今日において光過敏性発作について代表的な例を挙げるとすれば、アニメ『ポケットモンスター』の放送において1997年12月16日に日本全国で起こった“ポケモンショック”が有名である(別名「ポケモン(ポリゴン)事件」など)。また、この3ヶ月前にNHKで放送された『YAT安心!宇宙旅行』を視聴した児童数名が病院に運ばれた例があり、「この時点で原因が判明しきちんと報道されていればこのような大規模な事態(ポケモンショック)は防げた」と言われている。
それらアニメやテレビゲームでは、特に幼年層を中心として映像への意識や注意の没入度が非常に高く、画面からほとんど目をそらすこともなく視聴しているため、発作を起こす可能性のある視聴者が光刺激の発生に対し光過敏性発作を回避することが、難しいと見られている。そのため、十分に離れて明るい場所で視聴するよう視聴者に促すことが、多くの国の該当業界におけるガイドラインで定められている(日本国内ではアニメの放送時にテロップなどを表示しているが、NHKと、CBCなど一部を除くTBS系列では行われていない。参考→わかさ生活)。
日本でも、ゲームメーカー各社では海外での光過敏性発作症例を元に1990年代前半より注意が払われていた。テレビ業界の中では、ポケモンショックの事件の以降、NHKなどの主導によって放送各局間で前記のようなガイドラインが持たれたが、その対応度合いについては局ごとに若干異なるようではある。特に、テレビ東京では、アニメの製作基準がかなり厳しくなった(参考リンク)。
2007年では、映画『バベル』で菊地凛子がクラブで踊る場面でクラブの照明が1分程度早い点滅を繰り返すシーンがあり、愛知県と三重県などの映画館で同映画を見た観客計15人が吐き気などの体調不良を訴えていたことが明かとなった。このため、同映画を上映している映画館や配給会社では注意を促す文書を配布することとなった。
引用『ウィキペディア(Wikipedia)』